のぼり旗が刺さった?交換時に感じた傷みの正体は?その対象方法は?

この記事の所要時間: 328

アウチっ!

のぼり旗を交換する時、手に何かがチクッと刺さる様な痛みを感じたことは無いですか?

のぼり旗を見ても、手のひらを見ても、特に何もないのにも関わらず。

では、何故のぼり旗を交換していただけなのに、何かが刺さったような痛みを感じたのか?

その答えと対処方法をまとめました。

のぼり旗が刺すのではなく隠れた刺客が刺すのです!

刺客のイメージ

のぼり旗の多くは、テトロンポンジと呼ばれる化繊系の布生地で作られています。化学繊維と言っても、ただの布生地です。人を刺すような凶暴性はありません。

では、特別なのぼり旗が刺すのか?

ポンジと同様によく使われる生地にトロピカルがあります。ただし、これも化繊生地です。

本格的なのぼり旗制作には、綿生地が使われます・・・当然、こいつも刺しません

では一体、何が刺すのか?考えられるのは、ポールとその関係部品です。

ポールとその関係部品

通常のポール素材は、樹脂でコーティングされたスチールパイプです。また、上についているキャップ等々はポリプロピレンです。

つまりは・・・手を刺すような悪い子はいません。では一体どうして?答えは簡単です。

横棒が悪い子なのです。

のぼりポールの横棒について

横棒

この横棒は、FRPと呼ばれる繊維強化プラスチックで制作されています。

ここで使われている主な繊維はガラス繊維です。

そして、横棒の素材であるガラス繊維が、チクッと刺すような痛みをもたらします。

怖いですね・・・。

チクッと刺されたくないのなら、のぼり旗の交換時、横棒に注意すればいい訳です。簡単ですね。

でも、のぼり旗の構造上、どうしたって横棒に触れてしまいます。

これは由々しき問題です。これを今の内に解決しておきましょう!

のぼり旗の交換時に用意しておきたいマル秘アイテム

のぼり旗を交換する際、どうしたって横棒には触れなければなりません。

しかし横棒に触れると、ガラス繊維が手に刺さってしまう可能性が・・・。

では、どうすればいいのか?

そこで登場するのは、マル秘アイテム『軍手』です。

回避される危険性

横棒に使われているガラス繊維は、手の皮程度ならば肌に刺さりますが、軍手ほど厚手なら突き刺さることはありません。

どんな軍手がオススメ?

軍手には様々な製品があります。大きく分けると、化繊系と天然系。

のぼり旗を取り替える際に付けたいのは、綿製の軍手にするべきです。

綿製の軍手がオススメな理由

綿製の軍手は、化繊系と比べ、厚手に作られています。

限りなく危険性を減らす為、厚手の綿軍手をご使用下さい。

軍手を活用することで、のぼり旗の交換もスムーズに行えます。

のぼり旗はもっと安全に交換する方法があった?!

軍手を使用しなくても安全にのぼり旗を交換する方法があります。

それは横棒自体を換えること!

どんな物に交換するの?

横棒を換えると言っても、物を換える訳ではありません。

ささくれ防止加工が施された横棒を使用するだけです。この特殊加工が施された横棒は通常の物と比べ、若干割高です。

しかし、のぼりを交換する時の嫌な痛みや不安がなくなります。

ちなみに横棒が手を刺す現象をささくれと呼んでいます。

他にも方法はある?

のぼり旗の横棒が、ささくれ立つ前に交換することです。

横棒は、風雨にさらされる立場。その為、非常に傷みやすく、よく見ると意外とボロボロです。

この点に注意し、適度に交換していけば、ささくれ立ちに合う心配は減ります。

のぼり旗を交換する際、もしくは新規でオリジナル制作する際、ポールや注水台のメンテナンスも行うことをオススメします。

その結果、横棒に傷みを感じたら、交換や軍点着用などの手段をご検討下さい。

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