災害に対する備蓄と行政の心構えについて

この記事の所要時間: 44

災害と防災と備蓄と心構え

災害の準備をしましょう!と、まとめてみても何を準備したらいいのか分からない人も多いのではないでしょうか?

しかし、それは幸運なことだと言えるかもしれません。何故ならば、災害に対する準備は実体験を通じて養われていく物、強く実感していく物だと思うからです。とどのつまり、なるべくなら災害に合わない方がいい・・・出来るならその方がいい・・・ってことですね。

とは言え、災害に合う合わないは誰にも予測できません。だからこそ、準備をしておく必要がある訳です。

そこで今回は、災害に対する自分でできる準備から、行政が行っておくべき災害対策を考えていきます。

飲食料の備蓄から考えてみましょうか!

防災訓練

災害が起こった際、個人でできることは意外と小さいものです。しかし、各個人個人がしっかりと準備をしておくことで、被害を減少させることが可能です。それにはまず、飲食料の備蓄。これになるでしょう。

水が基本

ペットボトルの水

ライフラインがストップしてしまう様な災害がいつ起きるとも限りません。念には念を・・・と言うことで細心の注意を払う意味でも、飲食料の準備はしておきましょう。

まず水です。何はなくとも水は大事です。首相官邸が発表している防災マニュアルにも記載されておりますが、1人1日3リットル分の水を3日分(出来るなら1週間)は備蓄しておきましょう。1週間あれば、さすがに状況も分かってくるでしょうし、ライフラインの復旧も始まるでしょう。

なお、避難勧告が出た場合、備蓄している飲料の意味がなくなるかもしれません。ですが、その時は持てる範囲で持ちましょう。

非常食も必要

乾パン

非常食も3日分、乾パンやビスケットチョコやアルファ米などを準備しましょう。保存が利き、お腹に溜まる物を選んで備蓄していきましょう。

その他のモノ

防災グッズ

トイレットペーパーやラップ、ティッシュ、マッチにローソク、カセットコンロ、懐中電灯、マスクや緊急用品などをまとめておきましょう。また、携帯型であり、手巻き発電可能なラジオもあると安心できます。

こうした飲食料やその他のモノを非常持ち出し用バッグに詰めておきます。また、首相官邸が公表している防災マニュアルには、この他にも預金通帳や下着類などを詰めることをオススメしています。非常持ち出し用バッグの内容例も参考にして下さい。

ちなみに、この他にも家具の固定や安否確認方法などもまとめられているので、防災について考える際は、ご家族で首相官邸が公開している防災マニュアルをご覧頂ければと思います。

行政の役目は災害に遭われた人を不安にさせないこと!

スピーカー

被害の大小に関わらず、災害に遭うと言うことは大きな不安に襲われます。地震災害は顕著であり、これが本震なのか?余震なのか?分からない不安な状況に襲われることもあります。

こうした不安を打ち消すためにも、行政側には毅然とした対応や明確な情報公開を逐一行い、安心感を与えて頂きたいと思います。

ライフラインの迅速な復旧はもちろん大切ですし、救援物資がすべての避難者に行き届くことも大切です。

目の前のことを一つひとつクリアしながら、さらに未来を見据えて対策を取っていくことで、多くの避難者は安心感を覚えていくのではないでしょうか?

スマホ

過去、大きな災害時、行政の対応がまずかったケースは少なくありません。こうした反省を活かし、対策を行いましょう

ちなみに、災害時にはのぼり旗が活躍することはご存じでしょうか?

もしものために行政側で災害対策本部や避難場所、給水所や仮設トイレなどを示すのぼり旗をご用意しておきませんか?

当店は、オリジナルのぼりを制作する専門店です。情報発信を分かりやすく行える旗をお作りします。また、既製品もお求め頂けます。状況に応じて、様々な対応が可能です。

災害ボランティについて

赤い羽根

災害が起こった地域には、早ければ即日、ボランティアに向かう人たちがいます。それ自体は多くの避難者を助ける行為になりますが、反面、余計な混雑が発生する可能性も捨てきれません。

また、本来必要な救援物資や人員が逆に届かない場合さえあると聞きます。ボランティアの皆様を邪険にする訳にもいかず、かと言ってそれが理由で、復興に遅れが生じては残念なことです。

もちろん、ボランティアの皆様に助けられている状況も存在していると思いますので、どちらが正しいと言うことは一概に言えません。ここで言えることは、災害地の状況や情報を把握してからボランティアに参加すると言うことになります。

なお、ボランティアの受付所などをお知らせするのぼり旗も存在します。ぞれぞれの状況にあった対応をして頂ければ幸いです。

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